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「わたしの小さな旅」同好会

[団体・任意団体]

雪女始末記(2) 五福 長光寺 [街のお宝、地元遺産]
2008-03-02 14:11:39
「アッ これは何かで見た雪女でないか」……幻なのか……夢を見ているのではないか?しかし頭は、はっきりしているし少し寒いだけである。しかし消え去ることもなく雪女の美女は、にこりともせずじっとこちらを見ている。引き付けられたように目を離すことが出来ない。当直の人を呼んでこようかとチラット頭をかすめた。しかし待てよ、呼びに行って戻ってみると姿が消えていたら、「貴方はなにを見たのですか?今の世に雪女なんかいるものですか」と言われるのが落ちである。後ずさりしながら飲み物コーナの入り口で、もう一度たしかめるように見たが、確かに公園の東屋あたりに雪女の姿があった。中央監視室に戻り寒いので暖房の温度を上げてベットに入ったが、体がガタガタふるえ寒くてなかなか寝付くことが出来なかった。子供の頃、庄川町金屋の狐林とゆう昔火葬場があった近くで2~3回火の玉を見たことがある。1回は母親と二人だった。生をうけて六十有余年、いまだかって幽霊など見たこともないし雪女の話は本で読んだり、テレビで見たことはあるが、幽霊や雪女などこの世に存在しないものと信じて来た。それが人には急に信じてはもらえないかも知れないが、確かにこの目で見たのだ。大雪の降る真夜中そこだけがボッカリと明るくなって現われた美女、それはモノクロの世界であった。…つづく 藤田勇信著「私の小さな旅」より
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